本当に久しぶりになってしまいました「焼肉 ポッサムチプ」

昨年までは週に一度は通っていたポッサムチプに、今年に入ってから本当に数えるほどしか行けていません。これまでは御料人様とふたり、ふと思いついてはお店を覗いて入れたら入るというパターンでしたが、さすがに予約無しでは厳しい繁盛具合なのです。


キムチ盛り!ということで、ぜんちゃんの企画にこっそりと乗っかって行って参りました。お久しぶりの焼肉でもあるのです。ということで、まずは【キムチ盛り】などもそもそと頂きつつ、マッコリで乾杯。あ、【ナムル】もいただきましたが草のことはどうでもよろしい。肉肉。肉を喰いたいのですよ、この私は。で、まずは生系から。

にぎり寿しです今回、私の大切な自動書記の方がいらっしゃらないので肉の名前は適当ですがお許しを。【炙り肉のにぎり寿司】から。まぁあれです、非常にサシのはいっている素敵な肉を軽く炙ってポン酢と大根おろし、柚胡椒をピリリときかせた大変美味しい一品です。とろける、ホッペタも肉と一緒にとろけるーという旨さ!

タタキも盛り合わせそして【タタキ三種盛り】。これまた多分ハラミをタタキにしたものを三種類の食べ方で。えーと。旨かった。ニンニクの醤油漬けも旨かった。カイエンペッパーも旨かった。あー、このいい加減さ。でもね、酔っ払いには覚えておくことが不可能ということだけは確か。ほろりと口でほどけるタタキの旨さしか覚えていない不幸。

レバ刺!当然の【レバ刺】もいつもと変わらぬ新鮮な旨さで身もだえするのです。このところ旨いレバ刺しばかり食っているなぁ、と嬉しい記憶も甦ったり。最近一人焼肉で新規開拓しているのですが、イマイチ盛り上がりに欠けているのですが、なぜかレバ刺だけは旨かったのです。何でしょう、旨いレバ刺しの神様でも取り憑いてくださったのでしょうか。

脂付きのハツ!で焼きものへと。塩ホルモンは【脂付きハツ】と【小腸】が。やはりホルモンですよ、ホルモン。最近頓に思うのですが、夏の焼肉はホルモンが一番旨いんじゃないかと。むしろホルモンだけでも良いんじゃないかと。生のレバーやセンマイ喰って、塩で脂付きハツや小腸喰って、辛めのタレもみで盛り合わせをガッツリと。

塩小腸も久しぶりなのでホルモン、美味しくいただきます。脂付きハツの旨さは脂をじゅわじゅわに焼いて喰うところ。この脂で焼そばなどを作ると異常に旨いんですよね。そして小腸も脂を喰う部位。脂の甘味を塩だけで喰う贅沢は新鮮なホルモンを扱う店だけでしか味わえません。ということで両方とも旨い!マジで旨い!

多分マルシンで【マルシン】が出汁醤油で。口を変えるにはやはり赤身肉。にしても結構サシが効いてます。ふむふむ。これを片面だけ焼いて柚胡椒でいただくのですね。あーなるほど、これは旨い。半生な肉のジューシーさと甘めな味付け、それを引き締める柚胡椒。なかなかやりますねぇ。そして次の肉はというと。

ツラミの旨さは格別【厚切りツラミ】ですね。ツラミというと薄くスライスしないと固くて喰えたものじゃないという既成概念が強かったのですが、筋切りと隠し包丁で結構厚切りが旨いと、極々最近思っております。塩ですがハーブを効かせてアクセント。これがツラミの赤身っぽい肉の味によく合いますね。うん、いい!しっかりと焼く方が吉。

タンも二種盛りで【タンの盛り合わせ】も塩で。タンといえば塩。これも二種類の盛り合わせ。タンルートと上タン。上タンはタンの根元を拍子木状に。ルートは大きめに回りを残したスライス。どちらも塩胡椒でいただくのですが、最初の塩だけで十分。拍子木の形は転がしてしっかり焼くようにというご主人からのメッセージ。ええ、しっかりと焼きますよ。

焼シャブ?転がすようにしっかりと焼いてぱんぱんに膨れてきたところでいただきます。うむ。見事に一本ピンクの芯が入った焼き加減。自分で自分を誉めてあげたい焼き上がり。そして皿に塩ものとして【焼シャブ三種】が。ミスジとセンマイヒダと赤身は…うん、美味しい赤身。焼き加減の指定付きでその通りに焼きます。

サガリとクラシタ火肉山センマイは片面5秒ずつとか、赤身は片面だけで葱を巻くようにとか。いわれたままに焼くのも一興。さていよいよタレものに。【サガリとクラシタ火肉山】ですか。相変わらずの大物火肉山。そしてサガリは結構いい感じですよ?サシの加減といい、大きさといい、超一級のサガリと見ました。では焼いていきましょう。

サガリ、美味しい!網にどーん、半分はレアで、残り半分はしっかりと焼いて味を見比べ。私の好みは良く焼く方がいいかな。レアよりも肉汁の甘味が増して感じられます。そして件の火肉山。もうね、網一杯に広がる火肉山の勢い。で、これをハサミでじょっきじょきと切りまして。ガンガンと焼いて喰っていくのです。旨!タレもの旨!

辛口ホルモン盛りそろそろ腹一杯ですしかし若干の困りごと。というのもクラシタの脂が燃えて炎が上がってしまいます。本当ならキャベツで消火活動するのですが、残念なことに千切りキャベツしかない。これにはドレッシングがかかっていますからヘタすると余計に炎の可能性。ままよ!と一気に広げると思いの外上手い具合に火が消えました。いけるね!

ピビン麺喰ってないけどま、そのあと千切りキャベツが網に残るという失態を演じましたが仕方なし。そして肉のラストを飾るのは【辛口ホルモン盛り】です。これもどんどんと焼いていきます。しかし、女性二人とオッサン二人という取り合わせの為、肉が残る。それでも焼く。ドンドン焼く。最終的には持ち帰る気持ち一杯で焼いていくのです。

腹一杯でもご飯があれば何とか喰えるまぁ、私以外の方々は三人で【ピビン麺】喰ってましたけどね。私は肉に集中。無理だと分かっていても肉へと。さすがに厳しくなってきたので【小ライス】をお願いしました。ご飯があれば多少は肉が喰えますから。ええ、なんとかそれなりに食べて、多少は残しましたが御馳走様でした。さすがに量は喰えなくなってきましたねぇ。

帰り際にPINOをいただいてさっぱりして。やはり焼肉王子やさいとーさんがいないと負担が大きいことを実感。思いの外小食になっておりますよ私。

道理でこの夏、2kgほど痩せたはずです。
これが世に言う夏やせというヤツでしょうか。

今回のお店:焼肉 ポッサムチプ
兵庫県神戸市兵庫区駅南通1-2-20
TEL.(078)681-8888

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