極北からの贈り物

10月の初め頃。我が最愛の御料人様の北海道土産であっった干物。これが本日夕刻届きました。いや、本当は午前中に届く予定だったのですが、如何せん送り主であるところのおばちゃんが部屋番号間違っていたために、手元に届くのが大幅に遅れました。
とはいえ、無事に入手できて何より。なんで突然届いたのか。それは11月の某日、御料人様に届いた一通のメール。「シシャモ漁解禁」のお知らせ。ま、それが今頃ということはどういう事かと言えば、えー、見落としていたそうです。ありがちな事故。
で、まぁ何といいますか。近所の喰い道楽倶楽部(仮称)の連中と共同購入いたしまして。ホッケとシシャモ。干物ですよ干物。ホッケは言わずと知れた北海道名産。そしてシシャモ。今やすっかりと数が減ってしまった本物のシシャモ。滅多に喰えないなら喰いますとも。
しかし。余りにも届いたのが遅かったため、持ち帰り総菜で夕飯を済まそうと買い物終了。なのでホッケ一枚とシシャモを雌雄一尾ずつという味見程度で。
でかくて脂ブリブリのホッケまずはホッケ。10月に食べたホッケに比べてかなりしっかりとした大きさ。一回り以上大きいんじゃないですか?そして分厚い。これすげぇな。魚ロースターで焼くのですが、ジュースィーな身がほくほく。あうあう。に、日本酒おくれ。ああ、堪らん。最高、この魚の脂が最高!
この旨そうな脂もうね、干物の概念が根底から覆るよこれ。旨い旨い。特に骨のついた片身側。こちらの旨さは異常だね。今度から二人で分けるときは「骨のついた方は食べにくいから、私が食べましょう」と優しさ一杯に騙してやろうかしら、と思うほどの旨さ。喰い意地の悪魔の囁きに負けてしまうほどの旨さ。
上が雄、下が雌のししゃも夫婦そして何といってもシシャモ。これすげぇですわ。ほんの一匹ずつのご夫婦シシャモを喰っただけですが、雄の身のガッツリ感、雌の子持ち部分のほっこり旨さはただ事じゃない。今まで喰ってきたカペリンとはまるで違う魚ですね。
ああ、幸せ。なんで干物ってのはこんなにも日本酒を欲する食い物なんでしょうか?という訳で、明日は更に喰いまくりますよ。シシャモなんて、あと18尾も残っているんですから。そう、明日はアレを作るのです。

「たまゆ」さんで食べた焼シシャモの南蛮漬けを。
まるで前回のひとり言が伏線のようになっておりますが。

6 comments to “極北からの贈り物”
  1. >おこづかい帳さん
    残念ながら、ホッケはあと一枚ですが、シシャモはまだまだ楽しめそうです。
    でも乾きすぎるとダメになっちゃうので今日明日中には(笑)
    >おがちゃん
    いいシシャモッスよね。
    様子を見ながら南蛮漬けは考えます。
    というか、きっとそのまま全部喰いそうな勢いですが(笑)
    >ぜんちゃん
    でぶや?でぶ?

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