病に伏せると色々と考えます

二月十六日。神戸空港開港。空港反対派の私としましては非常に不本意ですが、出来てしまったものは仕方がない。その内利用させて頂きましょう。沖縄がいいかなぁ、北海道がいいかなぁ、鹿児島なんてのも捨てがたいなぁ、と、夢みるお年頃(厄年)なのです。
さて、先週の土曜日はすっかり風邪で寝込んでおりました。窓の外を飛んでいく飛行機(神戸空港発)を眺めながら、青色吐息。宿酔じゃないですよ、風邪ですよ風邪。疾病によって寝込んでいたんです。はい。
で、冒頭の夢を見ながら寝込んでいた訳です。御料人様は所用でお出かけ。一人コタツに潜り込んでつらつらと前週の披露宴の食事など思い出していた訳ですが。あ、そういえば、ほとんどのメニューは解説付きだったけれどもオードブルだけは“ボンボヤージュ”という名前だけでした。せっかくだから詳細を覚え書きしておこう。
このメニューは、神戸空港開港記念ということで作られていまして、どうもホテルとしても相当力を入れていた模様。素材も、神戸空港から就航している都市の名産品というか、そういった類のものを使用しているそうで。
スモークサーモン・イクラ添え(札幌)、ズワイガニと新潟米のサラダ仕立て(新潟)、三陸沖帆立貝のマリネ(仙台)、築地の鮪タルタル(東京)、肥後牛のタタキ(熊本)、キビナゴの梅肉風味(鹿児島)、沖縄マンゴー入りフルーツサルサ(那覇)という盛り合わせ。
実は試食と称して、ホテルのウエディングメニューのほとんどを食い尽くしました。そしてその結果としてのチョイスなのです。え〜と、ほとんどというのは、和食メニューは差し込まないと決めていたので、そちらを食べなかっただけで、本質的には全品制覇と言っても過言ではない。そんな莫迦夫婦。
今回選ばなかったメニューが旨くなかったかというと、実はそうでもなかったりします。ただ「一番」を選び続けた結果のメニュー構成。うん、後で考えると濃すぎたかもと。旨いモノも続きすぎはよくなくて、途中で軽いものでちょっと変化を付けた方がよかったかな?と思わなくも無いのですが、否、いけない。私たちの基本は「旨いモノを喰らう」でした。なのでこのメニューで正解なのです。
とまぁ、そんなことを休日だった土曜日につらつらと考えながら風邪で伏せっていた訳です。空腹を抱えながら。

御料人様のお土産(寿司)で生き返った病人でした。
体調が悪いと食事する気力も無くなるのです。

2 comments to “病に伏せると色々と考えます”
  1. >アマグリさん
    アレ旨かったですよね。
    ササニシキかコシヒカリか分かりませんが、いいコメでした(笑)

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