日常という名の非日常

この所の食の傾向としましては、基本的には家飯。外食の場合は近所か通り道という、冒険心の欠片も感じられないものなのです。別に新規開拓だけがアクティブって訳じゃあないですが、たまには行ったことのないお店、行ってみたいじゃないですか、ね?
という事情をふまえて、ご近所ながら新規開拓。薩摩料理の看板を目指して突進する我ら夫婦。特に鹿児島料理が喰いたかった訳でもなく、ま、勢いというヤツですね。取り敢えず行ってみよう。
がらり、と引き戸を開くとそこは常連さんの男の世界。ほう、さすがは駅前。仕事の後の憩いの場ということですね。私たちもカウンターに陣取り。さて。何を食べましょうか。ここはやはり、え〜と。
何故かカンパチの刺身。いや、目の前のネタケースで旨そうだったから。これ、なかなか美味しいですよ。やはり兵庫あたりは中央市場も近いので、普通の呑み処でもいい魚扱ってますねぇ。
で、明太子とてんぷら(薩摩揚)。これはもう全く普通に。酒の肴ですよねぇ、ええ。あ、今気がついたけれども、辛子明太子って博多(福岡)でした。薩摩料理じゃないですね。これらを摘みながら芋焼酎を湯割。
寒い夜には芋焼酎は実によい。非常に体が温まる。って、真夏でも呑んでますが。ま、芋焼酎ってのはそれだけ懐が深いという実例ですな。更にゲソを塩で焼いて頂いて、酒の方もちびちびと進んで。
このお店、基本的には常連さんが長っ尻するタイプのお店ですね。一見の夫婦ってのも珍しいようで、その上何やら食い物の写真撮ってるんで、すっかり観光客と間違われてました。ま、いいんですが。何とも近場(歩いて10分弱)な観光ですが。
もっと薩摩料理を堪能するつもりだったので、いまいち不完全燃焼で終わってしまったのが残念です。まぁ、そんなこともありますね。御馳走様でした。

翌日に薩摩揚げを買い込んで喰いまくったことは蛇足。
目的を間違わねば、結構いいお店なんですが、ね。

2 comments to “日常という名の非日常”
  1. 同志よ
    近所の観光ってのもいいですねー
    ワタクシんトコの近くにもそんな店を発見したいものです。
    志摩料理の店ってのがあるぐらいですが、焼肉とは程遠いですな。

  2. 死ぬほど遅いお返事すみません。
    志摩料理ってのはどういった料理でしょう?
    伊勢志摩の志摩ですよね?
    アコヤガイ?伊勢うどん?
    え〜と。
    非常に興味がシンシンなのですが(笑)

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