続く時は続いて食べる傾向が

和食和食と言ってましたら、またまた和食。以前、散歩がてら御近所をブラブラとしていて見つけたお店。その時は夕飯の後だったので、機会があれば行きましょう、と話していたのですが機会がやってきました。行きます。
大通からちょっと細めの道へと入ったところ。店構えが好みなのと、休業が日曜日でないというところが気になったお店。でしたが、後で聞いたところ今月から日曜定休になったとか。既にカウンターにはお客さんがいらっしゃるので二人掛けのテーブル席へ。
やはり最初はお刺身から。とろかつおの刺身。タタキもあったのですが、どうせなら刺身で頂きます。って、まぁ、脂ののった戻り鰹。うは、これは旨い。ねっとりと脂を楽しんでしまいました。焼肉並みに。
で、南蛮漬け。こういう一品で酒を呑むと止まらないのです。取り敢えず、喉を潤す生ビールを呑みつつ、次の酒を物色。ここはやはり日本酒でしょうか?日本酒ですか、日本酒お願いします、菊正宗。
てっきり鰺か何かだと思っていた南蛮漬けが切り身だったのですが、これはこれで淡泊で美味しく。実に日本酒に合いますな。盛りつけも実に美しい。上品な盛りつけはそれだけで食欲をわしわしとそそります。
ほら、この季節。本格的に始まった牡蠣を食べない訳がありません、酢牡蠣ください。うはっ、牡蠣さえあれば恵比寿顔なのです。ちょいと付いている茗荷が実に合う。旨いよ旨い。わははは。
これからどんどんと牡蠣が太る季節。まぁ、まだ小振りではありますが充分に旨いので文句はまるでありませんが、期待期待。冬は嫌いですが牡蠣があるから我慢していると言っても過言ではありません。
ふとホワイトボードのメニューを見てみると「明石焼風だし巻き」ってのがあります。まぁ、想像するに出汁たっぷりの出汁巻きか、出汁に浸かった玉子焼き。果たして前者でした、出汁たっぷりの出汁巻き。
これがまた。上品で旨い。じゅわっと染み出すばかりの出汁が、本当に明石焼を喰っている気分にさせてくれます。これあれです、普通に旨い、旨すぎる。あー白飯が喰いたくなってきた。これは堪らん。
が、だからといって飯モノや麺モノに行かないところが男らしいというか、酒飲みというか、焼鳥くださいな。セセリとナンコツ。焼鳥と言えばの黄金コンビ。これさえあればいくらでも呑める、だから焼酎を湯割で。
我が家のすぐ近所であられる「鳥平」を差し置いて、焼鳥の浮気。でもね、ここの焼鳥も実に丁寧で旨い。いやいや、普通にこれだけのレベルの料理が身構えずに食べられるとは本当に幸せな事ですな。
ここで終われば可愛いのですが、再び牡蠣へと回帰。カキへカイキ。強調するほどの事はありませんが。といいますか、「牡蠣の田楽」っていわれりゃあ注文するのが男心というモノです。
ぷりっぷりの牡蠣が十粒。ってか牡蠣って一匹?一枚?一粒?単位が分からない。ま、適当に十個。田楽用の味噌で。これね。日本酒に合うよ。旨いの、とてつもなく。こういうアプローチの牡蠣ってのも旨いもんですね。
いやぁ、満足。実に満足。二人でこれだけ喰っても5,000円でおつりが来るとは…。リーズナブルと言ってもいいでしょう。満足度は非常に高い。料理自体が上品で、盛り方も味も驚くばかりの完成度。ああ、しばらく通っちゃいそうな、そんな予感で御馳走様でした。

そろそろ焼肉にも行かねばサイトの名前が変わりそうです。
韓国料理で誤魔化している場合じゃない。

今回のお店:お食事処・酒処「宏(ひろ)」
兵庫県神戸市兵庫区水木通8-2-4
TEL.(078)578-4056

6 comments to “続く時は続いて食べる傾向が”
  1. 今日はかつおのたたきのお話です。
    かつおが生で食べれるのはよっぽど新鮮な証拠でございます。
    かつおは生で食べるとおいしい☆てつやさん幸せでございますね。
    何でこんなにおいしいのに生で食べないのか?
    そう思ったことはありませんか?
    てつやさんはご存知かもしれませんが、かつおの体内には寄生虫が寄生していることが多いのです。
    テンタタラリアという寄生虫は食べても問題がありませんが
    アニサキスという寄生虫は激しい胃痛を発生します。
    ただこのアニサキス。熱に弱いためたたきのように火を通せば大丈夫。もしくはマイナス冷凍で-20℃くらいなら完全にOK
    生活の知恵でこのおいしいかつおのたたきが生まれたわけでございます。
    女性向けではありませんが飲み会で使えるトリビアでした

  2. >alginoさん
    ええ、新鮮な鰹、美味しくいただいてますw
    本当に、生で食べるのが最高です。
    アニーは怖いですよね。
    タタキというのは実に有効だと思います。
    生で食べる場合も、念のため付け合わせの針生姜やおろしニンニク、ワサビなどと食べると安心ですよ。
    先人の知恵は実に素晴らしいです。
    寄生虫の研究をしていらっしゃる方は、料理店のイカの刺身に付いているアニーを肉眼で見分けるそうです。
    そこまでの能力開発してみるのも楽しいでしょうがw
    >ぜんちゃん
    行こう!
    >おこづかい帳さん
    これが本当に豊富なのです。
    ボードメニューもまだまだありましたので、しばらく楽しもうかと思っていますw
    牡蠣の田楽というのはいけました、是非!
    というか、今度ご一緒しませんか?

  3. うわぁ?、カキがうまそうですねぇ。
    しかも写真が凄くきれいに撮れてますね。
    僕のデジカメではここまできれいに接写できないです。

  4. >なんでさん
    牡蠣旨かったです。
    写真は、全てデジカメの性能のお陰です。
    私の腕が上達したとは思えないです(笑)

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