遅ればせながらの夏休み旅行〜移動篇〜

そんなこんなでツアー会社の受付(関西国際空港)に辿り着き、簡単な説明を同行者様が聞いてくださった後にチェックインカウンターへ。ここで席を確保する訳ですが、二人席というのがなかなか見つからない模様です。そこそこ時間がかかったのですが、無事に席が取れました。
当然といえば当然のように、待ち時間。暇。持て余す。ビール呑む。ソーセージ喰う。うん、まぁまぁ旨い。お代わりしたい。トイレが近くなる。やめる。という流れるような行動。
でまぁ、暫くしまして搭乗の運びと相成る訳です。当たり前といえば当たり前、世の中の15〜86%の方はご存じかと思います。機嫌よ〜く乗り込みますと、「こちらのお席です」と通されたのは妙に足下が広い二人掛けの窓際のお席。
ほう、さすがは国際線。こんなに広いのですか。何、前の席に差してあるパンフレットに手が届かないじゃないですか。これがエコノミーとは世界は大きいですなぁ。え?違うんですか?これビジネスクラス?
後々分かったのですが、臨時便のため全席エコノミー扱いだったようで、チェックインの時間帯でこちらの方に回された模様です。うん、何ていうんですか?神に選ばれし幸福の民ですか?女神の微笑みに最も近い男?まぁそんな感じですよ。
下手にこれ以上遅い時間だったら、二人で行くのにバラバラの席の可能性もあった訳で。それを回避して見事にビジネスクラス席を確保。素晴らしい。といっても、国際線初めての私にはいまいち違いが分かりません。うん、全くの豚に真珠。勿体ないお化けが出てきそうな勢いです。
料理やサービスは当然エコノミーと同じですが、この広い席、そして装備の充実ぶりだけでも思い切り楽しめます。なにこれ、肘掛けから液晶テレビが出てきたよ。足下から何か出てくるよ。うわーーー、こういうギミック大好きです。
で、この席が実に素晴らしい。座っている席が窓際の絶景。横には窓が4つ。外を見放題なのです。出発が5時過ぎなので、夕日を眼下にしながらのフライトです。雲の海を飛んでいく様はまさに「某日本アニメの真骨頂映画」のワンシーンです。それを見下ろしながら、いきなりビールやワインでがつんがつん。何と言いますか、人でなしモードに突入ですよ。ヨッパライ。
美しい夕景から夜へと移り、再び朝になる頃にようやく目的地に着いたのでした。と思いきや、ここからは国内線で更に移動。こちらは、このご時世ですからボディチェックと荷物検査の厳しいこと。本当に、私は犯罪者か、と思わずにはいられないのですが、それも致し方なし。あ、そういえばどこに旅しているのか書いてませんでしたっけ?ハワイですよハワイ。南の楽園ですよ。
この国内線の席が実に素晴らしい。足はぎちぎちに(特に長いわけではありません)詰め込まれ、テーブルは開かない、シートはすり切れていると、フライト前から実に不安な気持ちを盛り上げてくれます。え〜と、マジで飛ぶんですか?
そんな心配をする暇もなく、いきなり滑走路を走り出す機体。揺れる揺れる、ああーバラバラになるぅ!というところで離陸。何ですかこれは。イジメ?イジメなの?ジャンボジェットのようなデカイものが空を飛ぶのも信じられませんが、ここまでちゃちな鉄のかたまりと呼ぶべき物体が空を飛ぶのも信じられません。泣き出しそうになりながら、ようやく目的地であるところのマウイ島に到着しました。

この時点で、既に死人の様を呈しておりましたが
高いの怖い、飛行機怖い。

2 comments to “遅ればせながらの夏休み旅行〜移動篇〜”
  1. 昨日のひとり言を読んだ時、、「まさかビジネスシートゲットか??」と思っていたらドンピシャでした。う、羨ましいっす。私は先日のハワイ旅行の際、エコノミー席で足がビックリするぐらい(気持ち的にはジーンズがはち切れそうな程むくみ)、すわエコノミー症候群か!!とホノルル到着前に死を少し覚悟しました。ビジネスゲットはそれぐらいラッキーな事です。ハイ。

  2. 見事です、大当たり(笑)
    何と言いますか、前の席に手が届かないなんて凄いです。
    仕事場の自分のブースより広かったのには笑いました(笑)

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