夏の野菜を考える。

このところの、まさに飽食の日々をちょっとだけ反省を込めて、昨日の夕飯は質素に。私の場合、質素というと極論(絶食)に走りがちですが、今回はちょうどいい具合に頂き物のズッキーニがありましたから、コレを食べさせて頂きました。
普段、ナスやキュウリなどの和モノの野菜は調理しますが、この手の小洒落た食材は全くどうしたモノでしょうか、という感じでとまどいます。うん、野菜だし、見るからに新鮮だし、こういうモノは生に限る。
取りあえず5mmほどにスライスして、塩と胡椒とオリーブオイルで。えーと、旨いです。旨いですが何か間違っている感が否めません。何だ、どこが違う?
でも酎ハイのアテには程良い清涼感。涼しげに皿に盛られているのですから、今更後戻りは出来ません。そのまま一本頂いてしまいました。ごちそうさま。
まず一つ気づいたこと。黄色いズッキーニのスライスは、そのまんまバナナみたい。なるほど、太さといい色合いといい全くのバナナ。違和感はコレですか。バナナみたいなのに甘くないからなのか。
そしてもう一つ気づいたこと。ズッキーニは火を通して食べるのが普通。なるほど、だから生の茄子を囓っているような気がしたのか。って、すげー失敗じゃないか。いわゆる大失敗じゃないか。
いくら腹が減っていて、その上暑さで朦朧としていたとはいえ、調理し忘れ。取りあえず何でも生で喰うというのは、普段の生肉大好きの影響でしょうか?といいながら、結構美味しく食べられることが発覚。うん、超簡単レシピ(そのまま喰うだけ)。
す、すみません。せっかく頂いたのに。後一本ありますから、こちらはちゃんと料理しますから。はい、猿みたいに生では食べませんから。

マリネって火を通すと知った、2004年・盛夏。
やはり賄い料理がお似合いです、私には

4 comments to “夏の野菜を考える。”
  1. お世話になっております。 恵比寿の鐘路苑です。 ズッキーニといえば、韓国料理にジョンという天婦羅のような一品がありますが、当店ではズッキーニのジョンもやっていますよ。 小麦粉と卵を溶いたものにからめたズッキーニのスライスをフライパンで軽く焼くだけのものです。 しょうゆ、酢、ごま油、そしてコチジャンを少し混ぜたタレにつけて食べてみてください。夏のオススメです。

  2. こちらこそお世話になります。
    ジョン、私でも作れそうですね。早速試してみます。
    こういう簡単に出来そうなメニューを教えて頂けると非常に嬉しいです。
    といっても、なかなかお店の味は出ないんですけれども(笑)

  3. 同志よ、相変わらず面白いですな?。
    生野菜なので間違いではないでしょうが・・・
    ジョンを喰らうっていうのも、知らない人が聞くと
    ポシンタンかと思いますね。

  4. そうですね、「ポチを喰う」だとさらに危ないですか(笑)
    野菜類をたまに食べると非常に美味しく感じます。
    その後の肉は更に美味しく感じますが…(笑)。

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